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お知らせ

感染症対策ガイドライン

ネイルスクールおよびネイルに関する授業・講習等における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン


ネイルスクールおよびネイルに関する授業・講習等における
新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン
2021年11月18日
Ver.7

2021年5月25日<Ver.6>
2021年2月16日<Ver.5>
2020年10月31日<Ver.4>
2020年5月21日<Ver.3>
2020年4月9日<Ver.2>
2020年3月27日<Ver.1>

NPO法人 日本ネイリスト協会

はじめに

 新型コロナウイルス感染症は、いまだ世界で猛威を振るっています。
本ガイドラインは、今般のデルタ株の感染拡大を踏まえ、政府より業種別ガイドラインの見直し・改定が求められ、政府が提供する「ガイドライン確認の際のチェックリスト」に従い、《ver.7》として改定いたしました。
新型コロナウイルスは、増殖・流行を繰り返す中でウイルス遺伝子の変異も繰り返され、約2週間で一か所程度の速度でウイルス遺伝子のどこかの部分の塩基が変異していると考えられています。中でも感染性や病原性に係る部分の遺伝子の変化が生じると影響は大きく、注意すべき変異株の出現が注目されています。その中でこれまでWHOが指定した「懸念される変異株(VOC)」はアルファ・ベータ・ガンマ・デルタの4種、「注目すべき変異株VOI)」はイータ・イオタ・カッパ・ラムダ・ミューの5種です。国立感染症研究所によると、変異株であっても、個人の基本的な感染予防策としては、従来と同様で、特に【感染リスクが高まる「5つの場面」】を避け、三つの密を避けるゼロ密を心がけ、品質の確かな不織布マスクの正しい着用、手洗い等が有効であり、推奨されています。なお、三つの密でリスクは高まるが、一つの密であればリスクはないというわけではないことにもご留意ください。
 ネイルサービスはお客様と対面し、施術部位に直接触れながら行う仕事であることから、ネイルスクール等で学ぶ学生にとっても、基本的な感染症対策に加え、衛生管理を実践し感染拡大を防ぐための知識を学び実践することが重要となります。NPO法人日本ネイリスト協会(以下、JNA)は、全国のネイルスクール等を運営する事業者に対して、本ガイドラインを遵守するとともに、教育において実践する活動に臨んでいただくことを強く求めます。対策を緩めれば、感染拡大を防ぐことは出来ません。
ネイルスクール等で学ぶ学生は、お客様とネイリストの健康を守るために、適切な感染症対策と衛生管理を学び、励行し、生活必需サービスである安全なネイルサービスを提供していただきますようお願い申し上げます。

【求められる感染対策および ver.7 主な改正ポイント
①デルタ株等の変異株の拡大を踏まえ、接触感染・飛沫感染・マイクロ飛沫感染の経路に応じた感染防止策
☛具体策:換気の徹底、換気に注意をしたうえでのパーテーションの設置、〈感染リスクが高まる「5つの場面」の点検〉マスクなしでの会話は控える、居場所の切り替わりによる気のゆるみに注意する
②正しいマスクの着用および咳エチケットの徹底 ☛具体例:品質の確かな不織布マスクを正しく着用する
③大声を出さないことの徹底 ☛具体例:BGM等の音量を上げ過ぎない
④手洗い・手指消毒の徹底 ☛具体例:石けんと流水による手洗いの励行、施術時の手指消毒の徹底
⑤高頻度接触部位の消毒・除菌の徹底 ☛具体例:ドアノブ、テーブル、椅子、施術で使用する備品類など
⑥換気徹底による密閉回避・寒冷時期の保湿対策 ☛具体例:CO₂測定装置の設置と常時モニター1000ppm以下の活用
⑦密集の回避 ☛具体例:着替え、休憩時間、食事の時間、歯みがき時など
⑧身体的距離確保による密集回避 ☛具体例:人との間隔は最低1mできれば2m)あける
⑨飲食の制限 ☛具体例:水分補給および食事中以外のマスク着用の徹底
⑩利用者の制限 ☛具体例:検温の実施、発熱や体調不良等の症状がある場合にはご来店を控えていただく
⑪利用者の把握 ☛具体例:ご来店される方の氏名および連絡先を把握する。接触確認アプリCOCOAの活用
⑫スタッフの健康管理・体調確認 ☛具体例:健康観察アプリ等を活用し、健康状態を把握する。
抗原簡易検査キット新型コロナウイルス迅速抗原定性検査キット)の活用
⑬対面時の接触回避 ☛具体例:スニーズガード(飛沫防止用パネル等の設置、電子マネーやキャッシュレス決済の導入
⑭遠隔での業務の推進 ☛具体例:スタッフミーティング等は、リモートを導入する
⑮共用部での対策徹底 ☛具体例:休憩スペース、更衣室、トイレ、洗面所、歯みがきエチケット感染予防の励行

感染拡大防止特設サイト|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

本ガイドラインは発行日現在の情報を基に作成しております。ウイルスの感染状況には地域差もあり、今後明らかになる事実により必要な対応が変更になる場合もあります。今後の新型コロナウイルス感染状況の予想が困難なため、政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針を踏まえ、各都道府県が定める行動計画や、各地区の保健所や他の行政機関からの指示や要請も参考にしながら、適切な対応をお願いいたします。日本ネイリスト協会から皆様に対して情報や要請等の文書も発信してまいりますので、ネイルサロン経営者、ネイルサロン従事者の皆様におかれましては、JNAホームページの最新情報もご確認ください。

Ⅰ.適合施設チェックリスト ネイルスクールおよびネイルに関する授業・講習等における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン

受講生とスタッフの健康を守り、安心して授業・講習を受講していただくため、以下の22項目の感染症対策を実践しましょう。JNA認定校は、本チェックリストに基づき、感染症対策を実践することで、JNAのホームページより「実施宣言ステッカー」を取得することが出来ます。実施宣言ステッカーを掲示して、感染防止対策に取り組んでいることを宣言しましょう。

発行日現在の情報を基に作成しております。今後明らかになる内容によって変更する場合があります。


  実践項目 具体的な内容
教室・講習会場の設備・環境全般に関わる事項
1 教室・講習会場入口の衛生的配慮 □手指に用いる消毒剤または除菌剤等を設置し、入口で手指消毒を行ってから入室するよう促している。

□ドアノブ等(高頻度接触部位)は、ドアの開閉時の都度、または定期的に消毒または除菌を行っている。
2 対面遮蔽の工夫(実習時)間隔をあけた席の配置(座学時・実習時) □実習時は対面遮蔽用のスニーズガードを設置している。スニーズガードの設置ができない密接場面では、受講生・モデル共に、フェイスシールドとマスクの両方を着用している。大声で会話しないよう努めている。

□受講生同士が密接しないよう席の間隔を適切に(最低1m、できれば2m)あけている。席の間隔が1m未満の場合は、側面遮蔽用のスニーズガードも設置している。

□実習終了後は、スニーズガードの消毒または除菌を行っている。
3 モデルハンド(人工ハンド)を活用したトレーニング(実習時)およびリモートを活用した座学授業 □実習を行う際には、可能な限り“人の手”ではなく、“モデルハンド(人工ハンド)”を活用したプログラムを導入し、密接および密集を避けている。座学授業においてはリモートの活用を検討している。
4 効率の良い換気・湿度管理 □外気に面した窓やドアを開けられる施設では、送風機等(扇風機を室外に向けて使用する等)を活用して効果的な換気を行っている。窓やドアが開けられない施設では、建物に設置されている給排気設備を常時稼働させるとともに、定員を2/3~1/2程度に減らす対策を講じている。乾燥する場面では湿度40%以上を目安に湿度管理を行っている。「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法として窓開け換気が難しい場合には、空気清浄機(HEPAフィルターによるろ過式かつ風量が毎分5㎥程度以上のものなど)を使用すること。
5 高頻度接触部位の消毒または除菌 □テーブル(教室、共用部分、スタッフルームを含む)、椅子(背もたれ、ひじ掛け、座面)、ドアノブ、電気のスイッチ、電話、キーボード、タブレット、タッチパネル、レジ、蛇口、エレベーターのボタン、カラーサンプル、デザインサンプル等の消毒または除菌を行っている。
6 受講生の休憩スペース □休憩時間も密集を避け(最低1m、できれば2mあける)、飲食の際は横並びに座り、会話も控え、効率の良い換気を行っている。

□テーブル、椅子、その他 高頻度接触部位を定期的に消毒または除菌を行っている。
7 会計の際の留意点 □可能な限り、電子決済を推奨し、カードリーダー、タブレット、キャッシュトレイ、ペン等の消毒または除菌をしている。

□会計後の手洗いまたは手指消毒を徹底している。
8 トイレ、手洗い設備等の衛生的配慮 □清掃、消毒または除菌を通常以上に徹底している。

□トイレはフタを閉めて流す徹底を図るための掲示を行っている。

□液体石けん、ペーパータオルを備えている。共用タオルを使用していない。ハンドドライヤーの使用を停止している。
9 廃棄物の処理 □ふた付きのゴミ箱を備え、ゴミはビニールに入れ適切な方法で廃棄している。

□廃棄物の処理の際は、グローブとマスクを着用している。事後に手洗い、手指消毒をしている。
講師・スタッフの健康管理等に関わる事項
10 講師・スタッフの健康管理 □体調チェックに気を配り、健康管理(体温等)を記録している。毎日の行動記録(いつ、どこで、誰と会ったか)を残している。

□体調が悪い場合には出勤せず、自宅療養する社内ルールを徹底すること。

□出勤後に少しでも体調が悪いスタッフが見受けられた場合や発熱など軽度の体調不良を訴えた場合は、簡易検査キットを活用して検査を実施するか、速やかに最寄りの医療機関を受診させ医師の判断を仰ぎ、回復するまで治療に専念している。
11 マスクの常時着用フェイスシールドの活用 □講師・スタッフは飛沫感染防止のため、マスクを常時着用している。

□スニーズガードの設置ができない密接場面では、フェイスシールドとマスクの両方を着用している。フェイスシールドの着用後は消毒または除菌を行っている。
12 スタッフルーム等 □食事、休憩時、着替えの際に密集を避け(最低1m、できれば2m)、飲食の際は横並びに座り、会話も控え、効率の良い換気を行っている。テーブル、椅子、その他高頻度接触部位を消毒または除菌している。

□飲食時、歯みがき、お化粧直し等のマスクを外す場面で会話を控えている。歯みがきエチケット(感染予防)を励行している。
受講予約・受付に関わる事項
13 予約制の徹底 □受講予約と受講定員を設定し、最少人数の講師・スタッフで対応できるように運営し、講習時間が延長しないよう努めている。
14 受講生の体調チェック(予約時) □受講予約にあたり、受講をお断りする要件を明記し、該当しない事を確認してから、受講の予約を受け付けている。
受講生に関わる事項
15 受講生の体調チェック(受講当日) □体調が万全でない場合は、予約日を変更していただくようお願いしている。

□検温を行い、当日の体調が良好であるかを伺って、マスクの着用確認を行ってから授業または講習をスタートしている。
※商業施設内に施設がある場合は、商業施設の入り口等で既に検温を実施している場合、再度の検温は行わなくてもよい。
16 マスク着用の確認 □飛沫感染防止のため、マスクを正しく常時着用できているか確認している。

実習に関わる事項
17 実習を行う際の着衣等(受講生) □マスク、フェイスシールド(必要に応じて)、アイガード、グローブ(必要に応じて)、清潔な実習着やエプロンを着用している。

□スニーズガードの設置ができない密接場面では、フェイスシールドとマスクの両方を着用している。
18 丁寧な手指消毒 □こまめな手洗いを励行すると共に、施術のはじめに消毒剤を用いて擦式清拭消毒を丁寧に行っている。
19 実技授業・講習に関わる器具、用具、備品類の衛生管理 □消毒済みの器具、用具、備品類を備え、実習終了後は、通常以上(場合により標準レベル以上)の消毒または除菌を行っている。

□コットン、ガーゼ、ペーパー類等は使い捨てとし、施術モデルが直接触れる備品類には可能な限りペーパー等で覆う工夫をしている。ペーパー等で覆うことの出来ない高頻度に接触する備品類等は、実習終了後に消毒または除菌を行っている。
20 各種用具の持ち手・化粧品等の外装部分の適切な消毒 □各種筆類(ジェル用、アクリル用、アート用等)の持ち手部分、ネイルポリッシュ等の各種化粧品、ネイル材料のキャップや本体部分も、使用後は消毒または除菌を行っている。
その他
21 緊急時の対応 □有事の際の連絡先(管轄の保健所または所轄担当役所の電話番号)と対応フローを明確にし、共有できている。商業施設内に施設がある場合は、その管理部門と連携して適切な対応をとっている。ミーティングにリモートを活用している。
22 ガイドラインの遵守COCOAやQRコードを用いた追跡システムの利用促進 □「ネイルスクールおよびネイルに関する授業・講習等における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を参照しながら取り組みを実践している。また、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)やQRコードを用いた追跡システムの利用を促進している。
  実践項目 具体的な内容
教室・講習会場の設備・環境全般に関わる事項
1 教室・講習会場入口の衛生的配慮 □手指に用いる消毒剤または除菌剤等を設置し、入口で手指消毒を行ってから入室するよう促している。

□ドアノブ等(高頻度接触部位)は、ドアの開閉時の都度、または定期的に消毒または除菌を行っている。
2 対面遮蔽の工夫(実習時)間隔をあけた席の配置(座学時・実習時) □実習時は対面遮蔽用のスニーズガードを設置している。スニーズガードの設置ができない密接場面では、受講生・モデル共に、フェイスシールドとマスクの両方を着用している。大声で会話しないよう努めている。

□受講生同士が密接しないよう席の間隔を適切に(最低1m、できれば2m)あけている。席の間隔が1m未満の場合は、側面遮蔽用のスニーズガードも設置している。

□実習終了後は、スニーズガードの消毒または除菌を行っている。
3 モデルハンド(人工ハンド)を活用したトレーニング(実習時)およびリモートを活用した座学授業 □実習を行う際には、可能な限り“人の手”ではなく、“モデルハンド(人工ハンド)”を活用したプログラムを導入し、密接および密集を避けている。座学授業においてはリモートの活用を検討している。
4 効率の良い換気・湿度管理 □外気に面した窓やドアを開けられる施設では、送風機等(扇風機を室外に向けて使用する等)を活用して効果的な換気を行っている。窓やドアが開けられない施設では、建物に設置されている給排気設備を常時稼働させるとともに、定員を2/3~1/2程度に減らす対策を講じている。乾燥する場面では湿度40%以上を目安に湿度管理を行っている。「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法として窓開け換気が難しい場合には、空気清浄機(HEPAフィルターによるろ過式かつ風量が毎分5㎥程度以上のものなど)を使用すること。
5 高頻度接触部位の消毒または除菌 □テーブル(教室、共用部分、スタッフルームを含む)、椅子(背もたれ、ひじ掛け、座面)、ドアノブ、電気のスイッチ、電話、キーボード、タブレット、タッチパネル、レジ、蛇口、エレベーターのボタン、カラーサンプル、デザインサンプル等の消毒または除菌を行っている。
6 受講生の休憩スペース □休憩時間も密集を避け(最低1m、できれば2mあける)、飲食の際は横並びに座り、会話も控え、効率の良い換気を行っている。

□テーブル、椅子、その他 高頻度接触部位を定期的に消毒または除菌を行っている。
7 会計の際の留意点 □可能な限り、電子決済を推奨し、カードリーダー、タブレット、キャッシュトレイ、ペン等の消毒または除菌をしている。

□会計後の手洗いまたは手指消毒を徹底している。
8 トイレ、手洗い設備等の衛生的配慮 □清掃、消毒または除菌を通常以上に徹底している。

□トイレはフタを閉めて流す徹底を図るための掲示を行っている。

□液体石けん、ペーパータオルを備えている。共用タオルを使用していない。ハンドドライヤーの使用を停止している。
9 廃棄物の処理 □ふた付きのゴミ箱を備え、ゴミはビニールに入れ適切な方法で廃棄している。

□廃棄物の処理の際は、グローブとマスクを着用している。事後に手洗い、手指消毒をしている。
講師・スタッフの健康管理等に関わる事項
10 講師・スタッフの健康管理 □体調チェックに気を配り、健康管理(体温等)を記録している。毎日の行動記録(いつ、どこで、誰と会ったか)を残している。

□出勤を控える要件を理解している。体調が悪い場合には出勤せず、自宅療養する社内ルールを徹底すること。

□出勤後に少しでも体調が悪いスタッフが見受けられた場合や発熱など軽度の体調不良を訴えた場合は、簡易検査キットを活用して検査を実施するか、速やかに最寄りの医療機関を受診させ医師の判断を仰ぎ、回復するまで治療に専念している。
11 マスクの常時着用フェイスシールドの活用 □講師・スタッフは飛沫感染防止のため、マスクを常時着用している。

□スニーズガードの設置ができない密接場面では、フェイスシールドとマスクの両方を着用している。フェイスシールドの着用後は消毒または除菌を行っている。
12 スタッフルーム等 □食事、休憩時、着替えの際に密集を避け(最低1m、できれば2m)、飲食の際は横並びに座り、会話も控え、効率の良い換気を行っている。テーブル、椅子、その他高頻度接触部位を消毒または除菌している。

□飲食時、歯みがき、お化粧直し等のマスクを外す場面で会話を控えている。歯みがきエチケット(感染予防)を励行している。
受講予約・受付に関わる事項
13 予約制の徹底 □受講予約と受講定員を設定し、最少人数の講師・スタッフで対応できるように運営し、講習時間が延長しないよう努めている。
14 受講生の体調チェック(予約時) □受講予約にあたり、受講をお断りする要件を明記し、該当しない事を確認してから、受講の予約を受け付けている。
受講生に関わる事項
15 受講生の体調チェック(受講当日) □体調が万全でない場合は、予約日を変更していただくようお願いしている。

□検温を行い、当日の体調が良好であるかを伺って、マスクの着用確認を行ってから授業または講習をスタートしている。
※商業施設内に施設がある場合は、商業施設の入り口等で既に検温を実施している場合、再度の検温は行わなくてもよい。
16 マスク着用の確認 □飛沫感染防止のため、マスクを正しく常時着用できているか確認している。

実習に関わる事項
17 実習を行う際の着衣等(受講生) □マスク、フェイスシールド(必要に応じて)、アイガード、グローブ(必要に応じて)、清潔な実習着やエプロンを着用している。

□スニーズガードの設置ができない密接場面では、フェイスシールドとマスクの両方を着用している。
18 丁寧な手指消毒 □こまめな手洗いを励行すると共に、施術のはじめに消毒剤を用いて擦式清拭消毒を丁寧に行っている。
19 実技授業・講習に関わる器具、用具、備品類の衛生管理 □消毒済みの器具、用具、備品類を備え、実習終了後は、通常以上(場合により標準レベル以上)の消毒または除菌を行っている。

□コットン、ガーゼ、ペーパー類等は使い捨てとし、施術モデルが直接触れる備品類には可能な限りペーパー等で覆う工夫をしている。ペーパー等で覆うことの出来ない高頻度に接触する備品類等は、実習終了後に消毒または除菌を行っている。
20 各種用具の持ち手・化粧品等の外装部分の適切な消毒 □各種筆類(ジェル用、アクリル用、アート用等)の持ち手部分、ネイルポリッシュ等の各種化粧品、ネイル材料のキャップや本体部分も、使用後は消毒または除菌を行っている。
その他
21 緊急時の対応 □有事の際の連絡先(管轄の保健所または所轄担当役所の電話番号)と対応フローを明確にし、共有できている。商業施設内に施設がある場合は、その管理部門と連携して適切な対応をとっている。ミーティングにリモートを活用している。
22 ガイドラインの遵守COCOAやQRコードを用いた追跡システムの利用促進 □「ネイルスクールおよびネイルに関する授業・講習等における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を参照しながら取り組みを実践している。また、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)やQRコードを用いた追跡システムの利用を促進している。

Ⅱ.ネイルスクール等での感染拡大防止のための対応

1.受講に際しての留意点

受講生へ受講時の注意事項並びに、体調が思わしくない時等の参加の自粛を、ホームページ、SNS、入口への掲示、書面配布等で呼びかけ、注意の徹底を強く求めること。また、下記症状のある受講生については受講を控えていただき、体調が回復してから改めて受講を予約していただく様にお願いすること。その際、新型コロナウイルス感染拡大防止のためであることを説明し、ご理解いただくこと。さらに、受講に際して、事前に予約が必要であることを周知し、マスクの持参、着用をお願いすること。(マスクは品質の確かな、できれば不織布マスクが望ましい)
※マスクの着用についての注意点はP9を参照のこと。


下記の症状がある場合は、体調が万全に回復するまで、受講はお控えください。

  • 風邪の症状(くしゃみ*や咳が出る)がある場合 ※花粉症や鼻炎によるくしゃみや鼻水の症状は除く

*新型コロナウイルス感染症の影響で、くしゃみをすることもはばかられる状況が続いています。
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」等の症状がある場合には、自己判断せず、耳鼻咽喉科、内科、眼科、アレルギー科等の専門医を受診し、診断を受け、治療を行うことが大切です。

  • 発熱の兆候がある場合

  • だるさ(倦怠感)や息苦しさがある場合

  • 咳、痰、または胸部に不快感がある場合

  • 味覚および嗅覚にいつもと違う変化を感じる場合

  • その他新型コロナウイルスに感染している疑いのある症状がある場合

  • 1週間前くらいまでにインフルエンザ・ノロウイルス等にかかっていた方

以下の内容に該当する場合も、受講をお控えください。

  • 新型コロナウイルスの陽性者または濃厚接触者と判明した場合

  • 新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある場合

  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合

  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要と発表されている国・地域等への渡航者の方、並びに当渡航者との濃厚接触がある場合

  • 過去14日以内に、新型コロナウイルス感染者が発生したクラスターとされる場所を訪れた方、並びに当人との濃厚接触がある場合

以上の内容はあくまでも一例である。各施設の所在地、設備、受講カリキュラム、最新の保健所やその他の行政機関からの通達等の諸条件を考慮し、適切な注意喚起をすること。

感染例が報告されている地区では、潜在的に感染者がいる可能性が高く、一層の注意と対策が必要である。各地区の感染の現状には、厚生労働省HPを参照すること。
「新型コロナウイルス感染症について」

過去14日以内に、政府から入国制限、入国後の観察期間を必要と発表されている国・地域等については常に変化しているため、以下の外務省HPを参照し最新の情報の把握に努めること。
「各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況」
「海外安全ホームページ感染症危険情報」

2.ネイルスクール等の授業・講習に関する対応

①新型コロナウイルス感染症が収束するまでの授業・講習の変更事項の周知
予約の体制を整え、受講生が込み合う時間帯をつくらないようスケジューリングすると共に、講師・スタッフも最少人数で対応できるシフトを組むこと。また、受講生同士が密接しないよう席の間隔を適切に(目安として1m以上)あけること。講習時間の変更や、授業・講習内容に変更がある場合は、あらかじめホームページ、SNS、会場内掲示、書面配布等で告知を行うこと。

感染症対策および健康管理の一環として、受講生・講師・スタッフは、常にマスクを正しく着用し、必要に応じてフェイスシールド、アイガード、グローブ等を着用すること。(マスクは品質の確かな、できれば不織布マスクが望ましい)
※マスクの着用についての注意点はP9を参照のこと。

②感染症関連のキャンセル等に関する、柔軟な対応
受講予約をいただいているが、感染症関連の理由により受講ができない場合は、柔軟に対応し、受講生が不利益にならないように事前に対応を検討し告知すること(予約のキャンセル、延期等)。感染防止対策の徹底状況が説明できるようスタッフ間でその内容を共有しておくこと。適宜リモート会議等を活用し、情報共有をしておくこと。
受講できない状況が続く場合には、通学期限の延長や補習カリキュラムを検討し、対応すること。
尚、JNAでは、JNAの講習会や検定試験の自校実施でのキャンセル対応(感染症関連の理由による欠席の場合の受講料の繰り越し、返金等)を行う場合がある。

③受講生の通学に関する配慮
受講生の居住地域における感染状況に注意し、通学の可否も含めて通学の時間帯にも配慮すること。

※受講生が心身ともに健康な状態で授業・講習を受講できるようサポートすること。

④リモートを活用した講師・スタッフミーティング
受講カリキュラム、シラバス、受講者の進度および出勤体制等についてのミーティングを行う場合は、極力リモートを活用すること。

◆新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOAやQRコードを用いた追跡システムの利用促進と留意点
講師・スタッフはCOCOAのインストールと利用を必須とし、QRコードが記載されている「ガイドライン実施宣言ステッカー」を入口、教室・講習会場内に掲示する等の方法で、受講生にも利用を推奨すること。また、各地域が行っているQRコードを用いた追跡システムの利用も推奨すること。受講生には、接触確認アプリ(COCOA)を機能させるため、携帯電話の電源およびBluetoothを切らずにマナーモードにすることを推奨する。


3.衛生管理・感染症対策

サロン内の衛生環境の向上・感染症対策の実施の徹底
ネイルに関連する授業・講習の実施においても、教室・講習会場内の衛生環境の向上・感染症対策を徹底し、受講生および講師・スタッフの感染症対策を講じる必要がある。以下、NPO法人日本ネイリスト協会発行「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」と、本ガイドラインを参照し運営すること。
座学のみの授業・講習においても、感染防止の観点から、教室・講習会場内の環境の衛生向上の確保、換気の徹底、受講生同士が密に接触しないように留意する必要が求められる。


NPO法人日本ネイリスト協会「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」参照
<参考>厚生労働省「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」


新型コロナウイルスの感染防止対策としては特に以下の事項を徹底すること。


◆求められる主な対策◆
・三密を避ける対策
・受講生に対して体調の確認
・飛沫感染対策
・スタッフの健康管理
・接触感染対策
・有事の際の対応フローの共有 等


「密」を避けるようにすること
デルタ株等の変異株の拡大を踏まえ、三密(密集・密閉・密接)のいずれか一つに該当する場面であっても感染リスクが避けられないことから、密集・密閉・密接のいずれも避けるように努めること。なお、三つの密でリスクは高まるが、一つの密であればリスクはないというわけではないことにもご留意頂きたい。
・密閉空間…効率のよい換気を行い、新鮮な空気を取り込むこと。
・密接場面…受講生・講師・スタッフは常に正しくマスクを着用すること。実習の際は換気に注意をしたうえで対面での飛沫感染防止のため対面遮蔽用の「ビニールカーテン」または「アクリル板」などのスニーズガード※1を設置し遮蔽すること。スニーズガードの設置が出来ない場面では、フェイスシールドとマスクの両方を着用すること。また、実習終了後はスニーズガードの消毒または除菌を行うこと。モデルハンド(人工ハンド)を導入したプログラムを取り入れる等、効率のよいプログラムを練り実習時間が延長しないように努める。マスクを正しく着用している場合であっても、会話はなるべく控え、大声で会話しないよう努めること。受講生が水分補給等をする場合は、ペットボトル等使い捨て出来る容器を使用すること。
・密集場所…受講は予約制とし、受講定員を設定するなど密集を回避する。受講生の座席レイアウトを見直し、席の間隔を(最低1m以上、できれば2m)あけること。席の間隔が1m未満の場合は、換気に注意をしたうえで側面遮蔽用のスニーズガードを設置し遮蔽すること。
※モデルとの対面遮蔽に加え、席の間隔が1m未満の場合は、側面遮蔽も行うこと。


※1飛沫防止用のシート等については、以下の点に留意すること。
・火気使用設備・器具、白熱電球等の熱源となるものの近くには原則設置しないようにすること。ただし、これらの近くに設置することが感染予防対策上必要な場合にあっては、燃えにくい素材(難燃性、不燃性、防炎製品など)を使用すること。
・同じ素材であれば、薄いフィルム状のものに比べて板状のものの方が防火上望ましいこと。
・不明の点があれば、最寄りの消防署に相談すること。



◆手洗い・手指消毒を徹底し、高頻度接触部位については、徹底した消毒または除菌を行うこと。なお消毒方法等の具体的な方法は「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」および本ガイドラインP9を参照のこと。

◆手指の衛生措置の基本“手洗い”の励行
丁寧な手洗いは、ウイルスなどを洗い流すためにも有効です。
<参考>厚生労働省 手洗いの方法

◆受講生の体調の確認
受講当日、検温を行い、当日の体調が良好であるかを伺って、体調不良の方は別日変更のお願いをする。また、マスクの着用を確認する。
※商業施設内に施設がある場合は、商業施設の入り口等で既に検温を実施している場合、再度の検温は行わなくてもよい。

◆より丁寧な手指消毒の徹底
ネイル実習で手指消毒をする場合には、より丁寧な手指消毒を心掛けましょう。手指消毒剤を用いて、手首から手の平、手の甲、指間、指先、爪先(フリーエッジの先端、裏側も含む)まで、丁寧に擦式清拭消毒を行いましょう。

◆消毒剤および除菌剤は、スプレーで直接噴霧しないこと(ウイルスが飛び散るため)。ペーパーに消毒剤を含ませ清拭することが大切です。


①教室・講習会場入口

  • 入口に手指消毒剤を設置し、手指消毒の徹底を促すこと。消毒剤の準備が困難な場合は、除菌剤等で対応すること。

  • ドアノブ等、受講生が触れる可能性が高い高頻度接触部位は、ドアの開閉時の都度、消毒または除菌を行うこと。
    ※次亜塩素酸ナトリウム水溶液(0.1%濃度)で消毒を行う場合は、ペーパータオルに含ませ清拭すること。金属部位に使用した場合は、10分程度たったら水拭きすること。
    ※新型コロナウイルスに効果を示す界面活性剤の詳細と製品リストは、「独立行政法人 製品評価技術基盤機構 NITE」のホームページを参照してください。
    <参考>独立行政法人 製品評価技術基盤機構 NITE

②教室・講習会場

  • 室内の清掃、消毒または除菌を通常以上に徹底すること。

  • 受講生が座る席は、一定の距離(最低1m以上、できれば2m)をあけることが必要であるため、席が離れたレイアウトに変更すること。席の間隔が1m未満の場合は、側面遮蔽用のスニーズガードを設置し遮蔽すること。
    ※対面遮蔽に加え、席の間隔が1m未満の場合は、側面部分の遮蔽も行うこと。

  • 受講定員を設定し、密集を避けること。なお、元々の定員が定められているスペースを利用する際は、定員の半分での利用とすること。

③授業(講習)場面(対面での飛沫感染防止策)

  • 相モデル実習は換気に注意をしたうえで対面遮蔽用のスニーズガードを設置し遮蔽すること。スニーズガードの設置が出来ない密接場面では、フェイスシールドとマスクの両方を着用すること。また、実習後は、スニーズガードの消毒または除菌を行うこと。

  • 実習を行う際には、可能な限り“人の手”ではなく、“モデルハンド(人工ハンド)”を活用したプログラムを導入し、密接および密集を避ける。

  • 実習中の会話はなるべく控えること。

  • 座学授業においては積極的にリモート授業の活用を心掛けること。

④休憩時における留意点

  • 休憩の前後には、必ず手洗いを行うこと。

  • 休憩時間も密集を避け(顔の正面から最低1m以上、できれば2mあけること)、飲食は感染防止策を行った場所で行うこととし、横並びに座ること。

  • 食事等でマスクを着用しないときは、会話を控えるか、会話をする場合はマスクを必ず着用すること。

  • 休憩スペースも効率的に換気を行うこと。

  • 休憩スペース内のテーブル、椅子等も定期的かつこまめに消毒・除菌を行うこと。

⑤その他の高頻度接触部位の消毒または除菌

  • 教室・講習会場
    貸し出し備品類や、カラーサンプル・デザイン見本等に、触れた場合は消毒または除菌すること。タブレットやタッチパネル等を使用した場合は消毒または除菌を行うこと。

  • オフィス内エリア等
    電話、パソコンのキーボード、ボールペン、レジ周りの備品類も適時消毒または除菌を行うこと。

⑥会計の際の留意点(レジおよび金銭授受)

  • 会計に際して、可能な限り電子決済の導入及び利用を推奨すること。また、現金、クレジットカード等の受け渡しが発生する場合には、手渡しで受け取らず、コイントレイなどを使用すること。

  • 会計の際に使用した、カードリーダー・タブレット・キャッシュトレイ、ペン等も、適時消毒または除菌を行うこと。

  • 対応後には必ず手洗いまたは手指消毒を行うこと。

⑦換気・湿度管理

  • 外気に面した窓やドアを開けられる施設では、送風機等(扇風機を室外に向けて使用する等)を活用して、効果的な換気を行うこと。
    窓やドアが開けられない施設では、建物に設置されている給排気設備を常時稼働させるとともに、定員を2/3~1/2程度に減らす対策を講じること。必要換気量(一人あたり毎時30㎥)を確保すること。
    乾燥する場面では、湿度40%以上を目安に加湿することを推奨する。
    ※エアコンは無換気状態で使うと、ウイルスを室内に拡散させる恐れがあるので、換気を行っていることを前提として用いること。
    ※フィルター式の空気清浄機も一定の効果はあるが、必ず換気も行うこと。
    ※効果的な換気は、ネイル材料に含まれる空気よりも重い有機溶剤のガスの希釈にも有効である。
    ※換気は、連続的かつ効果的に行うことが重要である。
    ※室内空気質の確認として、CO2測定機を活用することが望ましい。室内のCO2濃度は1000ppm以下にすることが目標。なお、CO2測定機を設置する場合、人が呼吸する高さの床上75cm~150cm程度の位置で、室内の複数箇所で測定し特に換気が不十分となりやすい場所に設置すること。(※市場には様々な機種が販売されているが、品質の確かなものを選択することが望ましい)
    ※法令を遵守した空調設備による常時換気又はこまめな換気(寒冷な場面では室温が下がらない範囲で常時窓開けする等の工夫や二段階換気等)を行なうこと。寒冷な場面の場合であっても、暖気を維持しながら、常時換気又はこまめな換気を徹底する。その際、換気量を維持しながら、暖気を保つため、こまめに大きく窓開けするのではなく、常時小さく窓開けする等の工夫や二段階換気等を行うことは可とする。
    ※「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法として窓開け換気が難しい場合には、空気清浄機(HEPAフィルターによるろ過式かつ風量が毎分5㎥程度以上のものなど)を使用すること。冷暖房設備により、室内の温度及び相対湿度を18℃以上かつ40%以上に維持することが望ましい。

⑧実技授業・講習に関わる器具、用具、備品類

  • 実技授業・講習の場合は、ネイルテーブル、実習モデル用チェア、施術者用チェア、アームレスト、フットケア用チェア、ワゴン、ネイル機器、モデルハンド等は、使用毎に消毒または除菌を行うこと。また、講義用の机、イス等も同様の処置を行うこと。

    【感染リスクを低減する適切な拭き方】
    ・同じ場所を何度も拭かない
    ・往復しない
    ・消毒剤または除菌剤を、直接スプレーしない。
    ◎一方向に拭く
    ◎拭く面から一度離したら、ペーパー(消毒剤または除菌剤を含ませたもの)を取り換える。
    ◎拭いた後、拭いた場所を触らない。
    ◎十分な量の消毒剤または除菌剤を使い捨てのペーパー等に含ませて拭く。
    ※同じ場所が重ならない、拭き残しがないように注意する。


  • 器具・用具類は、実習モデルごとに消毒済みのものを使用すること。

  • 各種筆類(ジェル用・アクリル用・アート用等)の持ち手部分、ネイルポリッシュ等の各種化粧品、ネイル材料のキャップや本体部分も、使用後は消毒または除菌を行うこと。

  • コットン、ガーゼ、ペーパー類等は使い捨てのものを使用すること。

  • タオルは使い捨てできるペーパー類を使用することが望ましい。使い捨てできないタオルを使用する際は、実習モデルごとに交換すること。

  • 器具類は、消毒済みのものと使用済みのものとを区別し、適切な衛生措置を講じること。

  • 施術に伴い生じるゴミや汚れた物は、その都度ふた付きの容器に捨てること。

⑨実習を行う際の予防策

  • マスクは正しく装着すること。

  • マスク装着時は、手でマスクに触れないよう徹底する。鼻、口、目など、ウイルスを付着させないよう粘膜を保護することが重要である。

  • 必要に応じてアイガード、グローブを装着すること。スニーズガードの設置ができない密接場面ではフェイスシールドとマスクの両方を正しく着用すること。フェイスシールドをはずし、再度着用する前に、消毒または除菌を行うこと。

  • 実習の前後には、必ず手洗いを行うこと。

  • 消毒剤に触れる機会が多いため、手荒れが生じた場合はグローブを装着すること。

  • 実技授業・講習中は、清潔なユニフォームやエプロン等を着用すること。万が一、「咳」や「くしゃみ」等でウイルスの付着が心配な際には、速やかに清潔な着衣に取り換えること。

⑩トイレ・手洗い設備等

  • 複数の人が出入りする場所の清掃、消毒または除菌を通常以上に徹底すること。

  • トイレはフタを閉めて流すことを徹底していただくため掲示を行うこと。

  • トイレ、手洗い設備等の清掃時は使い捨て手袋を着用すること。

  • 手洗い設備および水道の蛇口、トイレ、出入り口のドアノブなど不特定多数が触れる箇所について、使用毎の消毒、または定期的な消毒または除菌を行うこと。
    ※次亜塩素酸ナトリウム水溶液(0.1%濃度)で消毒を行う場合は、ペーパータオルに含ませ清拭すること。金属部位に使用した場合は、10分程度たったら水拭きすること。

  • 巡回清掃の実施および実施管理記録の保存を徹底すること。

  • 手洗いに用いる石けんは、液体石けんが望ましい。(固形石けんは、保管時に不潔になりやすいため)

  • ペーパータオルを使用し、ゴミ箱も備えること。(タオルの共有は絶対に行わないこと)
    ※なお、ハンドドライヤー設備は、メンテナンスや清掃等の契約等を確認し、アルコール消毒その他適切な清掃方法により定期的に清掃されていることを確認する場合は使用を可とする。
    ※商業施設の共用トイレにおいては、実情に応じて対応すること。

  • 清掃の終了後、必ず石けんと流水で手洗いを行うこと。

⑪廃棄物の処理

  • グローブとマスクを着用すること。

  • 施術時のゴミや、使用済みのマスクやグローブ、手洗いや消毒等に使用したペーパータオル、鼻水、唾液などが付いたゴミなどを捨てる場合は、ビニールに入れ密封した状態で廃棄すること。

  • ふた付きゴミ箱の内部も、消毒または除菌を行うこと。
    (具体例)次亜塩素酸ナトリウム水溶液0.1%濃度を含ませたペーパータオル等で清拭する。金属部位に使用した場合は、10分程度たったら水拭きすること。

  • ゴミの捨て方は、該当所在地の環境事業所のルールに従うこと。
    ※マスクやグローブを外す際も、適切な外し方を実践すること。
    参考:個人用防護具(PPE)の着脱の手順

  • 廃棄物の処理後、必ず石けんと流水で手洗いを行うこと。

※消毒用エタノールと代替できる消毒剤および除菌剤について

(1)手指消毒について
逆性石けんを用いて擦式清拭消毒を行う。
(消毒薬品名:オスバン、ザルコニン液など、有効成分10%配合のものを用いて0.1〜0.2%濃度に希釈して使用すること)


(2)金属器具類・用具類・備品類の消毒について
逆性石けんを用いて浸漬消毒を行う。
(消毒薬品名:オスバン、ザルコニン液など、有効成分10%配合のものを用いて0.1〜0.2%濃度に希釈して使用すること)

◆具体的な手順◆
洗浄→10分間以上の浸漬消毒→水洗→乾燥→紫外線消毒連続20分間以上を行う。


0.1〜0.2%逆性石けん水溶液の作り方
(オスバン or ザルコニン液:2.5〜5mL)+(水道水:250mL)=0.1〜0.2%濃度
※作った消毒液は、その日限りの使用としてください。


(3)用具類・備品等の消毒または除菌について(金属器具以外)
次亜塩素酸ナトリウム製剤を用いて浸漬消毒を行う。
(消毒薬品名:【ピューラックス次亜塩素酸ナトリウム含有濃度6%】または【家庭用漂白剤ハイター次亜塩素酸ナトリウム含有濃度5〜6%でも代用可能】)を用いて0.1%濃度以上に希釈して使用すること)

◆具体的な手順◆
洗浄→10分間以上の浸漬消毒→水洗→乾燥を行う。
※次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性のため、金属器具類には使用しない(錆びやすくなるため)。
※手荒れ防止のためグローブを装着すること。
※設備や備品(ネイルテーブル、チェア、ジェルネイルライトの手をのせる台等)の消毒または除菌に用いる場合には、ペーパータオル等に含ませて清拭を行うこと。10分程度たったら水拭きすること。噴霧してはいけない。


0.1%以上濃度次亜塩素酸ナトリウム水溶液の作り方
(ピューラックス or ハイター5mL)+(水道水250mL)⇒0.1%以上濃度(標準レベル以上)
※作った消毒液は、その日限りの使用としてください。


※新型コロナウイルスに効力のある除菌剤について
■新型コロナウイルスに効力のある、テーブル・椅子・スニーズガード・ドアノブなどの高度接触部位に用いる除菌剤の製品リストは、ナイト(nite:独立行政法人 製品評価技術基盤機構)のホームページで確認すること。
nite:独立行政法人 製品評価技術基盤機構
※niteは新型コロナウイルスへの物品に対する効力の有効性の検証を行ったものであり、安全性の検証は行っておらず、手指や皮膚、空間噴霧は検証の対象外となっており、有効性や安全性を示すものではない。

4.講師・スタッフの健康管理

講師・スタッフの心と身体の健康面を注視し、すべての講師・スタッフに対して、適切な健康管理を行う。公平で公正な処遇を行うこと。体調が悪い場合、または出勤後体調を崩した場合、感染の疑いがある場合や、陽性者等であると判明した場合を想定して、職場の対応ルールを定めておくこと。

◎感染リスクが高まる「5つの場面」、「新しい生活様式」等の案内物を活用して、従業員に対する新型コロナウイルス感染症予防管理対策を周知・徹底すること。
感染リスクが高まる「5つの場面」
「新しい生活様式」

①講師・スタッフ全員に出勤時の体温チェックを徹底すると共に、体調の変化の有無についても上長に報告し、記録に残すこと。


②施設内ではマスクの正しい常時着用を徹底する。必要に応じてアイガード、グローブの着用を行う。スニーズガードの設置が出来ない密接場面ではフェイスシールドとマスクの両方の正しい着用を徹底する。


③スクールの所在地域および講師・スタッフの居住地域における感染状況に注意し、出勤の可否も含めて出退勤の時間帯にも配慮すること。


④講師・スタッフは、各自の日々の行動記録(いつ、どこで、誰と会ったか)を残すこと。感染が流行している地域から移動や感染が流行している地域への移動は控える。


⑤スタッフルーム(更衣室および休憩スペースを含む)の利用、食事について

  • スタッフルームの利用が密にならないように人数制限や利用時間をずらす工夫を心がけること。スタッフルームの入退室時には手洗いまたは手指消毒を徹底すること。

  • 食事、着替え、喫煙等でマスクを着用しないときは、会話を控えるか、会話をする場合はマスクを必ず着用すること。

  • 複数で食事をとる際は間隔(顔の正面から最低1m以上、できれば2m)を空けて離れて座ることとし、横並びは椅子を間引く等人と人との十分な間隔を空けて座席配置をすること。

  • 歯みがき、お化粧直しなど、マスクを外す場面では会話をしないこと。休憩時等は緊張がとけて気がゆるみがちになり、感染リスクが高まるので注意すること。歯みがきエチケット(感染予防)の励行。

  • スタッフルーム内の高頻度接触部位となる冷蔵庫のドア、電子レンジボタン、テーブル、椅子等も定期的かつこまめに清掃、消毒または除菌を行うこと。

  • スタッフルームの常時換気及び湿度管理を行うこと。

  • ゴミの廃棄も適切に行うこと。(3.⑩廃棄物の処理 参照)

⑥以下の症状がある場合は、出勤を停止とする。また勤務中に以下の症状を発症した場合は、速やかに医療機関を受診し、体調が万全に回復するまで治療に専念すること。

  • 風邪の症状(くしゃみ*や咳が出る)がある場合 ※花粉症や鼻炎によるくしゃみや鼻水の症状は除く

*新型コロナウイルス感染症の影響で、くしゃみをすることもはばかられる状況が続いています。
「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」等の症状がある場合には、自己判断せず、耳鼻咽喉科、内科、眼科、アレルギー科等の専門医を受診し、診断を受け、治療を行うことが大切です。

  • 発熱の兆候がある場合

  • だるさ(倦怠感)や息苦しさがある場合

  • 咳、痰、または胸部に不快感がある場合

  • 味覚および嗅覚にいつもと違う変化を感じる場合

  • その他新型コロナウイルスに感染している疑いのある症状がある場合

  • 1週間前くらいまでにインフルエンザ・ノロウイルス等にかかっていた場合

⑦講師・スタッフの同居者に感染者、または感染者への接触があったことが判明した場合

  • 新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある場合

  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合

  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要と発表されている国・地域等への渡航者の方、並びに当渡航者との濃厚接触がある場合

  • 過去14日以内に、新型コロナウイルス感染者が発生したクラスターとされる場所を訪れた方、並びに当人との濃厚接触がある場合

  • 保健所または所轄担当役所の指示を仰ぎ、場合により自宅待機とすること。
  • 他の講師・スタッフ、および受講生との接触について正確な実態を把握すること。
  • 個人情報の保護に充分留意し、対応をすること。
※その他、講師・スタッフにコロナウイルス感染の疑いがある場合には、医療機関を受診し、専門医に相談すること。

■日本歯科医師会HP【ウイルス感染予防のための歯みがきについて】より
歯みがきで口腔内の細菌数を減らすことは、むし歯や歯周病を予防するだけでなく、ウイルス感染症を予防することにつながるため、歯みがきはとても重要。歯みがきをする際や使った歯ブラシを洗浄・保管する際は、次の事項に注意すること。歯ブラシを清潔に保つことが大切である。

◎職場の洗口場で磨く場合
・換気に留意するとともに、3密を避け、一度に多くの人が磨くことがないようにする。
・飛沫が飛び散らないように口を出来るだけ閉じて注意しながら、歯ブラシを静かに小刻みに動かし、大きく動かさない。
・歯みがきをしながら会話をしない。動き回らない。
・口をゆすぐ時は勢いよく吐き出さず、顔を流し場に近づけてそっと吐き出す。または、コップに吐き出すようにする。
・コックのある蛇口を使用する際は、手を触れず紙やタオルなどを使う。
◎室内で磨く場合
・口をゆすぐときは一回のゆすぎで、コップ等に吐き出す。
・磨いた後、机や手鏡をアルコール等で拭く。
◎歯ブラシの洗浄・保管方法
・使い終えた歯ブラシは流水できれいに洗う。
・水分をよく切ってから、ヘッド部分を上にして風通しの良い場所で保管する。

<参考>
公益社団法人 日本歯科医師会
ウイルス感染予防のための歯みがきについて(PDFデータ)
※PDFデータが更新された場合見られなくなる場合があります。
最新情報はこちらも参照。日本歯科医師会 > 新型コロナウイルス感染症について
【動画】ウィズコロナ時代の歯のみがき方 口を閉じてみがきましょう


⑧リモートを活用したスタッフミーティング
受講カリキュラム、シラバス、受講者の進度および出勤体制等についてのミーティングを行う場合は、極力リモートを活用すること。



◎職場における検査の更なる活用・徹底
・普段から、健康観察アプリなどを活用し、毎日の健康状態を把握する。
内閣府「新型コロナウイルス感染症対策」健康観察アプリ
・体調が悪い場合には出勤せず、自宅療養する社内ルールを徹底すること。
・出勤後に少しでも体調が悪い従業員が見出された場合や従業員が発熱など軽度の体調不良を訴えた場合、その従業員に対し、新型コロナウイルス迅速抗原定性検査キット(以下、抗原簡易検査キット)を活用して検査を実施すること。
・抗原簡易検査キットでの検査結果が陽性であった場合、保健所の了承を得た上で、「接触者」に対してPCR検査等を速やかに実施すること。
・抗原簡易検査キットの購入にあたっては、下記の対応が必要。
 1.連携医療機関を定めること
 2.検体採取に関する注意点等を理解した職員の管理下での自己検体採取をすること
 3.国が承認した抗原簡易検査キットを用いること
・これら具体的な手順、キットの購入申込先リスト等については、下記URLを参照すること。

令和3年6月25日事務連絡「職場における積極的な検査等の実施手順(第2版)について」
令和3年8月13日事務連絡「職場における積極的な検査の促進について」
新型コロナウイルス感染症の体外診断用医薬品(検査キット)の承認情報

注)上記対応が難しい場合は、体調がすぐれない方には速やかに最寄りの医療機関を受診させ医師の判断を仰ぐこと


○ワクチン接種については、厚生労働省HPの「新型コロナワクチンについて」等を参照すること。
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」(2021年9月版)より

5.緊急時の対応について

新型コロナウイルス陽性者や濃厚接触者(以下、「陽性者等」)が発生した場合

受講生および講師・スタッフが、万が一感染した場合の対応は、保健所へ報告し、相談すること。
尚、保健所以外に、市役所や町村役場が業務を担当している場合もあるため、開催会場の所轄担当役所の確認をしておくこと。


  • 受講生および講師・スタッフに関わる感染情報を取得した場合、まず即時に保健所または所轄担当役所へ報告し、求められる情報の速やかな開示を行うこと。また、当該受講生への連絡の方法に関しては、保健所または所轄担当役所の指示を仰ぐこと。

  • 特に感染者あるいは感染の疑われる受講生の到着時間から帰宅までの1時間後くらいまでに、同じ時間帯に会場内に同席した受講生をリストアップし、報告できるようにすること。

  • 感染防止のため関係各所への報告義務が生じることを、受講生ご理解いただくこと。

  • その後の対応等に関しては、保健所または所轄担当役所に相談し、指示を仰ぐこと。
※商業施設内に施設がある場合は、その管理部門と連携して適切な対応をとること。

スタッフに、新型コロナウイルス陽性の疑いがある場合

  • PCR検査等を実施することが決定した段階で、速やかに上長に報告すること。また、検査の結果が判明した際には、その結果を上長に報告すること(結果が陰性であった場合も含む)。

  • 報告を受けた上長は、濃厚接触者の自宅待機等については保健所の指示に従い、保健所による積極的疫学調査が実施される場合に備え、保健所の窓口となる担当者を決めておくこと。陽性者等とスタッフの勤務状況、予約表、スクールスペース等の見取り図等の準備をしておく。

  • 保健所より、サロン内の消毒等が必要になった場合は、その指示に従うこと。

  • 保健所より、消毒に関して特段の指示がない場合は、陽性者等が接触したと考えられる箇所をすべて消毒すること。
    清掃と消毒を行う際は、グローブ、マスク、アイガード等を着用し、使い捨てのペーパータオルに、0.1%濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を含ませて清拭消毒を行う。金属類は、10分後に水拭きを行うこと。
    消毒後には、グローブを外し廃棄した後に液体せっけんを用いた手洗い、手指消毒を行うこと。



ネイルスクールおよびネイルに関連する授業・講習において、感染拡大の要因を排除することは勿論ですが、授業・講習において「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」、「ネイルサロンにおける新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」、および本ガイドラインを参考に、衛生管理と感染症対策に関する正しい知識を周知することは、生活必需サービスである安全で安心なネイルサービスの普及に役立つ取り組みとなります。
業界として、お客様とネイリストの健康を守るためにも、適切な感染症対策と衛生管理の周知・励行にご協力いただきますよう深くお願い申し上げます。


<参考>
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等
首相官邸 新型コロナウイルスへの備え
首相官邸 感染症対策特集
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について
外務省 海外安全ホームページ
NPO法人日本ネイリスト協会

<参考>
「ネイルサロンにおける新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」

<謝辞>
ガイドラインの策定にあたり、ご指導を賜りましたことを心より御礼申し上げます。
公益財団法人 日本エステティック研究財団理事長 関東裕美先生
公益財団法人 日本エステティック研究財団理事 舘田一博先生(一般社団法人日本感染症学会理事長)
東京理科大学 工学部建築学科教授 倉渕隆先生(公益社団法人 空気調和・衛生工学会副会長)
公益社団法人 日本歯科医師会


「ネイルサロン衛生管理士」資格制度

NPO法人日本ネイリスト協会(以下JNA)では、JNAが制定した「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、ネイルサロンの現場で正しく活用していただくために「ネイルサロン衛生管理士」資格制度を設けています。


【制度の目的】
「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、サロン従事者への啓発活動を通じて、国民の健康を守る安全で安心なネイルサービスの普及と公衆衛生の向上に資することを目的として、ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得した方に「ネイルサロン衛生管理士」資格を付与する制度です。
NPO法人日本ネイリスト協会「ネイルサロン衛生管理士」資格制度