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Vol.2

JNA創立30周年記念事業

vol.02 適切なお手入れで爪を健康に Part1 ~専門医からの提言~

東 禹彦(ひがし のぶひこ)

東 禹彦(ひがし のぶひこ)

(東皮フ科医院院長)

50年にわたり爪疾患の原因や治療法に関する研究を行っている爪のスペシャリスト。医学博士、日本皮膚科学界認定専門医。日本皮膚科学会名誉会員。

ネイルの楽しみは健康な爪あってこそ。 気になる症状や正しいケアについて 爪の研究における第一人者、皮膚科医の東禹彦先生にお話を伺いました。

短い爪では指を守れない


―爪の役割について教えてください。

「人間の爪は平爪ですから、動物のようにモノを裂くことはできません。モノをつまんだり持ったり、細かい作業をする時に役に立つんです。たとえば床に落ちた針を拾えるのは、爪があるから。足の爪は、傷んでいると早く走れなくなったり、瞬発力がなくなったりします」


―理想的な爪の長さってありますか。

「仕事をするのに理想的な長さを考えると、少なくとも指と同じ長さはほしい。短いといろいろ障害が起きるんです。たとえば指先の皮膚がガサガサになります。爪が指先を守れないんですね」 「とくに爪の横(両脇)を切るのが好きな人がいるのですが、あまりおすすめできません。爪の端が凶器になって自分の指先を切ります。こういう症状は、爪を伸ばせばすぐ治るんですよ。その意味では、ネイルをしている人は合格ということになりますね。ただし、伸ばしすぎると爪が折れることはあります」


先のとがった靴で巻き爪に


―深爪が悪いとは思いませんでした!

「小学生の時から、爪は短く切れと間違った教育を受けているんですね。フリーエッジ(爪先の白い部分)をなくせと。でも、それは無理がある。切っても切っても白い部分は出てくるので、そこをなくそうとすると、どんどん短くなってしまいます」 「足の爪も短く切り過ぎてはダメです。陥入爪(かんにゅうそう)、爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)、あるいは厚硬爪(こうこうそう)といった爪の病気を引き起こします。これらは足の親指に多く起きますね。あとは靴の問題。先端が細い靴をはいていると、巻き爪になるケースが多いです」


次回、パート2も乞うご期待

インタビュー

相川藍

(あいかわ あい・言葉家(コトバカ)、コピーライター、書評家。)

東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、広告制作会社、化粧品メーカーのコピーライターを経て独立。国内および外資系化粧品ブランドのコピー等を広く手掛ける。