コンプライアンス/法令遵守
第九回 ネイルサロンで実践する消防法Ⅱ

消火器はどのように設置すればいいのですか?
- A
避難・通行の妨げにならない、また、必要になった際にすぐに持ち出せる場所に設置しましょう。
床面からの高さ1.5m以下に設置し、「消火器」の標識を見やすい位置につけましょう。
地震や振動で消火器が転倒、落下しないように設置しましょう。
直射日光のあたる場所、高温・多湿場所は避け、消火薬剤が凍結、変質又は噴出するおそれの少ないところに設置しましょう。
※消火器には「使用温度範囲」が表示されています。消火器は施術スペースあるいは材料等の保管場所などから距離が20m以内になるよう設置しましょう。

消火器に使用期限があることを知っていますか?

消火器の使用期限は業務用がおおむね10年、住宅用がおおむね5年となっています。一般社団法人日本消火器工業会が平成28年9月1日の「防災の日」に向けて行ったアンケートでは、驚くべきことに、家庭の消火器の4分の1が期限切れとなっているとの調査結果もでています。
消火器外面には「製造年」と「使用期限年」の記載があります。かならず製造年を確認し、使用期限内のものを設置するようにしましょう。また、半年に―度以上は消火器の外形点検をするようにしましょう。
消火器定期点検のポイント
