ネイリストが知っておきたいコンプライアンスを正しく理解しましょう! コンプライアンスとは、「法令遵守」を意味します。 私たちネイリストが守るべき法律とは、具体的にどのようなものがあるか知っていますか? コンプライアンスを正しく理解し、そのルールを守り実践することは、お客様の信頼を得るためのサロンづくり、ネイルサービスに繋がっていることを学んでいただきたいと思います。
第三回 ジェルネイル製品を安全に正しく使用するために 使用上の注意事項 ■次の方はご使用にならないでください。 ・今までにジェルネイル製品等でカブレた事のある方 ・アレルギー体質の方、指先の皮膚が過敏な状態にある方 ・極端に薄い爪や、爪にダメージのある方 ・爪周囲の皮膚が腫れていたり、炎症や傷等のある方 ・爪周囲の皮膚に皮膚疾患のある方 ■ご使用の際には以下の使用方法を守ってご使用ください。 *ジェルネイルが皮膚に付着したままの状態は、カブレを起こす場合があります。 *使用中に異常が生じた場合、ただちに使用を中止し、皮膚科専門医等にご相談ください。 ・爪を清潔にしてご使用ください。 ・ジェルネイルは爪のみに塗布してください。爪周りの皮膚にはみ出さない様にご注意ください。万が一、爪周りの皮膚に付着した場合は、速やかに拭き取ってください。 ・ベースジェルを必ず塗布し硬化させてから、カラージェル、トップジェル等、塗布する順番を間違えないようにご使用ください。 ・ベースジェルを塗布する前の操作(爪の表面を軽く削るサンディング、前処理剤の塗布等)は、 必ずご使用になる製品の使用方法に従ってください。 ・ジェルネイル専用ライトを用いて適切な時間を守り硬化を行ってください。 ・換気をしながらご使用ください。火気厳禁。 ・衣服や家具等に付着しないようにご注意ください。 ■ジェルネイル装着後のお手入れ(メンテナンス)が重要です。 *ジェルネイルを外す(オフ)際にも、爪を傷めない配慮が必要です。 *不適切なオフにより爪が薄くなることもあるため、適切なオフを行うことが大切です。 ・ジェルネイルを装着した後、適切なメンテナンス(ジェルネイルのオフおよび付け替え、ジェルネイルの一部が浮いた場合のオフや補修等)が必要である事を 正しく理解してご使用ください。装着後のメンテナンスを怠ると爪にダメージやトラブルを生じる可能性があります。 ・ジェルネイルを無理やり剥がしてはいけません。 ・ジェルネイルをオフする際には、削りすぎに注意し、溶剤(ジェルリムーバー)の適切な使用方法を守りましょう。 ・ジェルネイルをオフした直後は、必ず保湿しましょう。 ■爪が薄くもろくなったり、変色が見られた場合、また皮膚にかゆみ、発赤、発疹等の異常が現れた場合には、皮膚科専門医等にご相談ください。 保管時の注意事項 ◆ジェルネイル製品を使用した後は、容器に付着したジェルをよく拭き取ってから蓋を閉めてください。 ◆高温や直射日光を避けて保管してください。 ◆長期間保存されますと、変質・変色等の原因となる場合がありますので、なるべく早めにご使用ください。 ◆乳幼児の手の届かないところに保管してください。