会報誌Natiful

【Vol.67】ネイリスト応援企画

ネイリスト応援企画 JNA教育委員長からのメッセージ 6

仲宗根幸子 日本ネイリスト協会 副理事長・教育委員長

ネイル技術は習得途上の台湾。お国柄を反映してネイルアートに威力を発揮!

8月4日・5日の両日。猛暑の中で、台湾で初めてのネイルコンテスト『2007インターナショナル・ネイルコンペティションin台湾』が開催されました。  この大会は日本ネイリスト協会、INIF国際ネイル連盟の会員でもある「台灣世界美甲藝術協會」の主催によるものです。中国語で美甲とは美しい爪の意味ですが、爪のことは”指甲“といいます。日本でいう ”爪“は、動物の爪のことをさします。  台灣世界美甲藝術協會(以下、台湾ネイル協会)の韓明惠会長が、「すべて日本のコンテストと同じに行いたい」と強く要望されたこともあり、この大会は日本側の主導で行われました。また、JNAの後援を受けておりますので、多くの認定講師が実行委員・審査員となって協力をしました。

 競技に関する要項もルールも日本に準じ、会場の設営、進行、タイムスケジュール、クラスルームから表彰式まで日本の大会と同様です。 なぜここまで同じかというと、台湾ネイル協会の韓会長がJNA主催のネイルエキスポを見て、「運営のスムーズさ、認定講師たちの懸命の働き、厳粛で公平な審査を大変素晴らしい」と、認められたからです。  それでも随所に台湾のお国柄が見えて、微笑ましいところもありました。表彰式のプレゼンターが、自分のところの生徒が1位になって大泣きしてしまったり、日本語の訳がちぐはぐだったりと、緊張の緩む場面もありました。  技術的なことに関しては、日本も過去にそうであったように「ネイルアート」が中心。その作品もかなり豪華で凝っていて、入賞者の多くは台湾の人たちでした。 ネイルケアとスカルプチュアネイルの技術はまだまだです。フレンチスカルプチュアネイルの入賞はすべて日本人が獲得したように、技術の差は歴然としています。  しかし、日本が行うクラスルームやブースのデモテーブルは常に満員で、技術の向上に対する意欲が見られました。  JNAネイリスト技能検定試験1級を取得した現地ネイリスト2名が審査員に加わっていましたが、そのネイリストたちも口をそろえて「日本のネイルケアの基礎や、スカルプチュアネイルをしっかり練習することに目を向けてもらうことに、これから努力していきたい!」。この言葉を力強く感じました。  台湾のネイルは、今、スタートしたばかりといえます。  正しいネイル技術と知識を日本から学び、追いつきたいと頑張っています。  今回のコンテストの開催で気づいたことも多いはずですので、2回、3回と続けて、技術の向上を目指してほしいと願っています。