30周年記念事業

Vol.10

Nail 通信

30周年関連バナー

vol.09 サロンとのつきあいで、ネイルのトレンドを楽しむ Part2

SAKURA
SAKURA
(モデル・ビューティジャーナリスト)

国内外でモデルとして活躍後、ビューティジャーナリストとして活動の幅を広げる。女性誌、Webの連載、テレビ・インタビューなどメディア出演多数。甲南女子大学にてファッション・トレンド講座を担当し9年目になる。外部有識者として日本ネイリスト協会の「トレンド設定会議」に参加。

今回は、ネイルサロンと上手につきあう秘訣や、今秋にかけて気になっているネイルカラーまでをじっくりお話しいただきました。


渡辺:サロンに長年通っていらっしゃるSAKURAさんに、サロンとのよりよいおつきあい法について、ひき続き伺います。

SAKURA:最近はスパブランドがハンドスパやフットスパのための製品を提案してくれるようになりました。そういう、普通のお店では見れないようなプロフェッショナルブランドの最先端製品にいち早くふれることができることも、サロンに通うメリットだと思っています。

たとえば、ここ何年か愛用しているドイツのオーガニックブランドの製品があるのですが、これはホテルのスパに置かれている贅沢なラインなんですね。これを自宅でも使いはじめてネイルケアの楽しみが増えました。思うのですが、サロン任せではなく自分から積極的に情報やアドバイスを求めて、自宅でする美容の中に組み込んだほうが楽しいのではないでしょうか。

渡辺:それはきっと、色やアートを決めるときも同じですね。

SAKURA

SAKURA:はい。自分の希望は希望ではっきり伝えるのですが、たとえばアートを入れるときにイメージしているものや、これからの行動などまで補足情報として伝えたほうがいいのです。旅に出かけるとか、こういうイベントがあるとか。そうするとプロはそれに対して必ず提案をしてくれます。自分の抱いていたベースにプロフェッショナルのアイディアをミックスすることによって、一緒に創り上げていくと、ネイルサロンでの時間がとても楽しいひとときになります。ですから私の場合、ネイルサロンを出る時には、とても気持ちが充実しているんですよ。

渡辺:長くネイル業界を見ていて最近感じている新しい変化のようなものはありますでしょうか?

SAKURA:ひとつには、アートやスカルプチュア全盛を経て、いまは、基本の単色使いをきれいに見せる方向性と、個別の希望に合わせたアートのカスタマイズの方向性と、両極端に分かれてきているのかなと感じます。1人のなかでの嗜好の振れ幅も大きいですね。ナチュラルも好きだけどスカルプチュアもしたいし、たまにはアートも入れたいというように。この両極が共存するという傾向はこれからますます強まると思います。

それからネイルの色そのものがトレンドを引っ張るようになってきたこと。これはいままでになかったことかなと感じます。

渡辺:確かにそうですね。ネイルカラー単色で、いまの気分やこれから来そうなトレンドを表したものが目立つようになってきましたね。

SAKURA:ネイルからトレンドが発信されるということが認知され、今年のネイルのトレンドは何が来るのだろうということを、ファッション界も化粧品会社も意識するようになってきています。これはおもしろいですよね。ファッションやビューティに付帯するトレンドではなく、ネイル自体にトレンドが生まれて独立してきたわけです。

渡辺:そういう意味でSAKURAさんがいま注目している色はありますか?

SAKURA:ここのところ蛍光カラーが気になっています。ビビッドでも安っぽくない素材がようやくできてきた気がするので、レディライクな服にビビッドなネオンカラーを合わせるとか、きれいなベージュのネイルをつけて1本だけネオンカラーにするとか。とくに来年に向けてつけていきたいのはネオンオレンジ。いま個人的に流行っています(笑)

渡辺:ネオンカラーで流行の先取りができそうですね。いろいろと興味深いお話をありがとうございました!

渡辺佳子 インタビュー 渡辺佳子
(わたなべ けいこ・美容ジャーナリスト)

80年代半ばより約30年に渡り、美容記事の企画構成や執筆に携わる。
化粧品情報に限らず、 美や健康にまつわるさまざまなテーマで幅広く取材を続け、
女性誌やweb媒体で情報を発信している。